私は製造部1課で機械部品の加工製造を行なっています。1課では主に医療機器、例えば内視鏡に使われる部品などとても小さいものを扱います。製造にはプログラムを入力し、機械を稼働させます。出来上がった商品の検品、仕上げ作業など一連の作業を一人で行います。他の課では航空部品を製造するところもあり、これからは他の課も回り色々勉強していく予定です。
就職活動をする上で、両親や学校の先生からアドバイスをいただきました。信頼している人たちからの勧めもあり弊社に決めましたが、企業説明会・会社見学などに参加し自分の目で会社を知ることも大きなきっかけになったと思います。
学生時代は数学が全然ダメで・・・。機械加工のプログラムでは数学的な思考や要素がたくさん出てきます。正直、入社してあまりの難しさに「こんなで1年後できるようになるのかな・・・」と不安に思った時期がありました。しかし先輩から教えてもらったり機械が扱えるようになってくると、あれだけできなかったことが今ではできるようになっています。小さい成功体験を積み重ねていくうちに気が付けば「成長しているな」と感じます。
弊社は100人近くの従業員がいるので、色んな人がいてみんな優しく教えてくれます。人数が多いので、年の近い先輩もいますし趣味の会う人もいます。会社主催の忘年会の他に、有志で仕事納めの忘年会もありました。音頭をとってくれる先輩がいて、雰囲気はいいと思います。
自分で作ったプログラムがうまくいき、製品が思うように完成したときです。プログラムだけでなく材料によって切断する刃物の選択や回転数も調整しなければいけないのですが、その見極めは非常に難しいです。まだまだできるようになりたいことがあるので、勉強していきたいです。
趣味の釣りを楽しんでいます。高千や外海府の方へ行くことが多いのですが、砂浜が美しく海がとてもきれいです。車の往来も少なく静かでリフレッシュできます。しっかり働きしっかり休める佐渡の働き方が自分にはあっていると思います。
もっと早く精度の高い部品が作れるようになりたいです。1日に複雑な構造の部品をを3種類くらい作る先輩がいます。自分も早くそうなりたいと思っていますし、憧れですね。他には機械加工技能士の資格に挑戦したいと思っています。
就職活動は信頼できる人のアドバイスも参考に!
学生時代、私はあまり成績がいいほうではありませんでした。ですが今、数学的思考を使う「ものづくりの世界」に楽しさを感じています。自分の体験から言えることは、「勉強ができなくてもコツコツやっていけばできるようなる」ということです。知らないことばかりの世界でしたが、やっていくうちに自分の新しい可能性を感じるようになりました。やりたいことがわからない、そういうこともあると思います。自分でわからなくても自分のことをよく知っている両親や先生に相談すると、自分が気が付かなくても自分に合うものをアドバイスしてくれるかもしませんよ。